ニワトリにつつかれてなぜ死ぬの?原因(死因)や静脈瘤失血死とは【画像】

こんにちは!mediancafe運営者のモカです。

オーストラリアで鶏につつかれて76歳の女性が死亡したというニュースが話題になっています。ニワトリに突かれて死んでしまうなんて聞いたことがありませんね。とても珍しかったのでなぜそんな自体になってしまったのか画像つきで原因(死因)を調査してみたいと思います。

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ニワトリにつつかれて76歳の女性が死亡!

オーストラリアで76歳の女性が雄鶏に襲われて不幸にも命を落としてしまったというニュース。女性が卵を拾い集めていると雄鶏が彼女の足をくちばしでつつき、結果、失血死で亡くなってしまったそうです。

Forensic Science, Medicine and Pathologyというジャーナル誌はこの事件について「飼育している小さな動物であっても、血管の弱いところを狙われた場合死に至るケースがあるということが確認されました」と発表しています。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

いくら高齢だったとはいえ、ニワトリにつつかれて死ぬというのはオーストラリアでも世界的にもあまり聞いたことがありませんので多くの方がこれについて疑問や関心をもっているそうです。

ニワトリにつつかれてなぜ死ぬのか

普通に考えて、鶏につつかれて死ぬことはほぼないと言ってもいいでしょう。しかしながらこの75歳の女性は血管が弱く静脈瘤が足にあり、運悪くそこをつつかれて結果的に死んでしまったとのことでした。

ニワトリって意外にくちばしが尖っていたりするんですよね。なので思いっきりつつかれたら血ぐらいはでそうなものですが、この75歳の女性は静脈瘤という血管が太くなりこぶのようになったところをつつかれて血が大量に出たことによる失血死だったようです。

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静脈瘤や失血死について

静脈瘤のメカニズムとしては次の様な内容になります。

体のすみずみに行きわたった血液が、心臓に戻る血管を静脈といい、足の静脈が太くなって瘤(こぶ)状に浮き出て見えるようになった状態を下肢静脈瘤といいます。
静脈瘤が下肢に起こりやすいのは、心臓から遠い位置にあることや、人が立って生活していることが関係しています。足の静脈の中の血液が心臓に戻るには、重力に逆らって上昇しなければなりません。歩くことで「ふくらはぎの筋肉」が収縮して静脈の中の血液を押し上げ、途中にある「静脈弁」が下に逆流しないように支えています。
筋肉のポンプ作用が落ちたり、弁の機能が悪くなったりすると、静脈内に血液がたまり、静脈の壁にかかる圧力(静脈圧)が高くなります。静脈の壁はそんなに強くはありませんので、伸びたり、曲がったり、膨れたりして静脈瘤となってしまいます。
下肢には皮膚のすぐ下にある表在静脈と、筋肉の間にある深部静脈がありますが、表在静脈は周りの支える組織が強くないので、下肢静脈瘤ができやすくなっています。

引用:http://www.ncvc.go.jp/

高齢者の血管はただでさえ弱くなっていますし、さらに筋肉や心臓も弱っているためポンプの様な血を体全体に流すことができずに、一定の場所に溜まってしまうのが「静脈瘤」です。

いわば爆弾をかかえているようなものですね。
それが鶏によって突かれただけで破れてしまったのですから
そこから大量の血が流れてしまり出血多量で失血死になってしまった様ですね。

まとめ

ということで今回は静脈瘤を鶏につつかれて死んでしまった珍しい事故に関する記事をかきました。鶏だからといって油断しては絶対にいけませんね。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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