こんにちは。北アルプス西穂高を登っていた佐藤憲明さん(66)が500m下まで滑落し死亡したニュースが報じられました。
佐藤憲明さんが滑落した現場の場所を特定し、再び同じような事故が起きないように画像や動画で滑落理由などを調査することにしました。
西穂高岳の滑落事故のあらまし
岐阜県高山市の北アルプス西穂高岳を登っていた福岡県の66歳の男性が、滑落して死亡しました。
3日午前10時45分頃、北アルプス西穂高岳を登っていた福岡市東区の無職、佐藤憲明さん(66)が滑落し、一緒にいた33歳の長女が警察に通報しました。
高山警察署によりますと、佐藤さんはおよそ2時間半後に「ピラミッドピーク」と呼ばれる岩場の近くで倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
佐藤さんは長女と2人で西穂高岳山頂に登ったあと、山荘に戻る途中だったと言うことで、500メートルほど滑落したとみられています。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/
登頂の後ということですから、下山時に少し気の緩みがあったのかもしれません。
西穂高岳滑落現場の画像や動画
北アルプスの西穂高岳には「西穂独標登頂ルート」というものがあります。
現場付近はこんな感じ↓
出典:https://magazine.kojitusanso.jp/2994/
画像を見ればわかりますが、西穂高独標やピラミッドピークあたりの山場はものすごい急斜面であることがわかりますね。
500m滑落というのは想像もできませんでしたが、この景色を見れば納得してしまう様相です。。
西穂高岳から滑落した理由
西穂高岳の山登りのガイドブックでは、
天候の悪い場合、岩登り・岩稜帯初心者の方の場合は、「西穂高独標」までとしても良いでしょう。という「勧告」がされていました。
滑落した現場は標高2750メートルのピラミッドピーク付近で、岩場の崖が続く難コースだということです。
現場付近は厳しい岩場が続く場所で当時、雪は積もっていませんでしたが、強い風が吹いていたということです。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/
佐藤憲明さんが滑落した場所は、まさにこの西穂高岳独標を超えた少し先の場所になりますので、風が強かったという悪天候もあり、足を滑らしたか、風に煽られて滑落したのが原因だと見られます。
また、場所によっては急な岩場や、崩れやすい箇所もあるようですからそういったことが滑落の理由なのかもしれません。
まとめ
ということで今回は、西穂高岳の滑落事故現場の場所はどこ?画像や動画で滑落理由を調査と題して記事を書きました。
山登りの際はくれぐれも「天候」と自分のコンディションを注意深く考えて登る必要がありますね。