この記事にたどり着いた方はみんなこんな疑問を持った人でしょう。
なんでラグビーは南半球の国が強いの?
この記事ではなぜ南半球の国々がやたらとラグビーに強いのかその理由について調べてお伝えします!そこにはポリネシアのルーツやラグビー発祥のいきさつが・・・・
ラグビーはなぜ南半球が強いの?
まず世界のラグビーランキングを見てみましょう。
世界ランキング表
ワールドラグビーランキング
これだけ見るとそれほどわからないかもしれませんが、実はラグビーのベスト16にはポリネシア諸国が数多くランキングしています。
オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、くらいはなんとなく納得できますが、
その他にもサモア、フィジー、トンガなども強国として名を連ねます。
どう考えてもチーム制競技で世界のトップ順位をはれる人口規模ではないですよね。
ではなぜそんな南半球諸国がラグビーが強いのでしょうか?
南半球の国がラグビーが強い理由
https://twitter.com/taaa_11_18/status/1176441530803867648
ポリネシアの歴史説
DNA解析技術の進歩により、現在ポリネシア人の祖先は「モンゴロイド」であるとされています。
モンゴロイドというのはつまり、海を渡って太平洋の島々を発見しながら移住していった人々のことで、ポリネシアに移住した人種の特徴は、「過酷な海の長旅に絶えることのできる」屈強な肉体を持つ男女だったようです。
大陸からあまりにも離れていたために、現代社会以前には他民族との交流もなく、肉体的には頑丈な男性が生まれやすい環境ができてきたそうです。
実はポリネシア人はラグビー以外にも格闘技の有名選手を多数排出していることからも、ポリネシア人は総じて肉体を酷使するスポーツに長けていると言えます。
イギリス連邦加盟国説(発祥)
実はラグビーの発祥は、南半球ではなくイギリスです。
1823年ウィリアム・ウェッブ・エリスという人が、フットボールの試合中にボールを手に抱えて走り出したことがラグビーの始まりといいます。
そして当時イギリスの植民地であった南半球の国々にラグビーというスポーツが広まっていったということです。
南半球の国々のラグビーの強さの理由として
南半球が強いのではなく、イギリス連邦加盟国だったり植民地だったりしていたところが強いのです。
ニュージランド → イギリス連邦加盟国
南アフリカ → イギリス連邦加盟国
オーストラリア → イギリスの植民地
と答えている人もいましたし、
北半球の国の植民地であったからです。
北半球の国々も十分に強いですが、植民地で流行らせたら自分達より強くなってしまったというオチです。
また、北半球では南半球の国々に対して多くのサッカーを中心としたメジャースポーツが多く、ラグビー人口の割合が必然的に少なくなっているのです。
などの意見も。
https://twitter.com/HashiraVictoria/status/1177893838863491072
確かにポリネシア諸国以外の世界ランキングを見ると、イギリス連邦加盟国あたりの国々が上位ランキングを総なめしていますからその説も有力でしょう。
まとめ
https://twitter.com/RedkaKe22/status/1176092951987929088
ということで、簡単ではありましたが、ラグビーでなぜ南半球の国々がやたら強いのかが疑問でしたが、有力な理由(説)としては
- ポリネシア人は屈強なDNAがあるからラグビーに向いているから
- 発祥のイギリスからイギリス連邦加盟国(植民地)に広がったから
管理人個人の感想としては、この2つの要素両方が合わさってポリネシア諸国の強さの理由になっていると思います!
ラグビーの歴史が比較的浅い(200年くらい)ことと、北半球では「野球」「サッカー」が主要な人気スポーツであるため、イギリス発祥のラグビーが植民地ルートで特に南半球で盛んになり、自ずと人口が少なくとも世界的には強国にランクインする国々が出てきているというパターンですね。
疑問が解決したところで、スッキリした気持ちでラグビー観戦できそうですね!日本代表頑張って欲しいですね!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。