2019年の紅白歌合戦には出場する可能性はほぼゼロだと言われている米津玄師(27)さん。
実はその理由に今年総合司会を務めることになっている内村光良さんが関係しているとの噂があります。
米津玄師さんの紅白歌合戦出場の有無を理解するためには、米津玄師さんの性格であったり公言されている自閉症について掘り下げることでわかってくる部分が多いのでその辺りを取り上げてお伝えします。
米津玄師の紅白に出場しない理由は内村光良?
「現状、米津の紅白出場は発表されていませんが、NHK側はギリギリまで交渉を続けると噂されている。そんな中、米津のあるインタビューがネットを騒がせています。それによると彼は、テレビで少し会話しただけで驚く人がいることに関して、『いやしゃべるだろうがっていう(笑)そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね』と語っているのです。具体的な状況は明かしていませんが、昨年の紅白の歌唱後、司会の内村光良が『米津さんがしゃべってる!』と興奮する姿を見せていたため、その言動が紅白の不出場にも繋がっているのではないかとの憶測が浮上しています」(芸能記者)
引用:アサジョ
ぎりぎりまでNHKが米津玄師さんの出場交渉を続けるということですが、12月半ばに入ってなんの変更告知もされていませんので、米津玄師さんの出場は絶望しされているといってもよいでしょう。
冷静に考えてあんなに秀逸な歌詞を書くアーティストが全く喋らないってありえないでしょ。と思うのですが、テレビ露出が少なかっただけにイメージが先行してしまったのでしょうね。
喋るだけで不特定多数の人から騒がれるのは確かに本人にとってはかなり煩わしいでしょうね。
ただ、内村光吉さんの発言が直接的に紅白出場をとどめているという見解は少し想像を膨らましすぎのような気もしないでもないですね。
理由にあるとしても、総合的に見た理由のうちの一つと考えるのが自然ではないでしょうか。
米津玄師が公言している高機能自閉症
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米津玄師さんは2015年の『ROCKIN’ON JAPAN 』という雑誌の中で自身が高機能自閉症(アスペルガー症候群)であることを公表しています。
知的な発達の遅れのない自閉症を高機能自閉症、もしくはアスペルガー症候群といい、知的な遅れがないので一見理解しているように見えることが多いものの実はそうではない場合があるそう。アインシュタインやマーク・ザッカーバーグ、トム・クルーズさんや長嶋茂雄さん、黒柳徹子さんも高機能自閉症であると言われています。
会話は普通にできても、その会話から相手の気持ちを汲み取ることが苦手であったり、距離感のバランスが取れなかったり、表情を読み取ることが苦手であったり、活字ではなくより図や絵や感覚で物事を理解する特性を持ったりしています。
ただし、アスペルガー症候群の程度や症状にかんしては視覚的に確認することができませんし、個人によってその現れ、症状は異なるため、上記のアスペルガーの症例が全て米津玄師さんに現れるとは限りません。
優れた能力を発揮することが多いため、こうした「自閉症」の特性をもっている人が社会の中で注目されることは避けられないのかもしれません。しかしながら上記に挙げたような「感覚」であったり「経験」により本人の気持ちが社会の欲求に答えることができないというギャップに苦しむ人も多いようですね。
米津玄師の性格についての芸能人の証言
そんな自閉症を公言している米津玄師さんですが、別に人と話すことが苦手というわけでもなく自分の周りの人とはうまく人間関係を築いているのに、周囲のマスコミやファンの中での「イメージ」や「先入観」「噂」が先行してしまってそうした「現象」そのものに抵抗を感じているのではないでしょうか。
菅田将暉
性格はいたってフランクであると親交の深い菅田将暉さんもコメントしています。
米津さんと交流のある菅田将暉さんが以前『火曜サプライズ』でDAIGOさんと共演したとき、DAIGOさんに「米津さんって喋らないイメージあるんですけど」「どんな感じなんですか、喋るんですか?」と、まさに「しゃべるだろうが」って言いたくなるような質問をされていました。
それに対し菅田さんは、米津さんは最近「ミステリアスなイメージができちゃい過ぎて喋りにくい、どうしよう…」と悩んでいて、本当は至ってフランクな人柄だと明かしていましたが、、、、
引用:http://imashun-navi.com/
ミステリアスなイメージがつきすぎて、逆に本人がすごい意識してしまうというのが辛い連鎖ですよね。
その気持ちわかります。特に自覚のないときは自然体で話すことができるのですが、「注目」されると逆にそうした場に自分を「晒す」ことに抵抗感や緊張感、恐れや苦手意識を持ってしまうのは人間の常ですし、そう行った意味においてはアスペルガー症候群の方は人一番敏感な感性を持っているのかもしれませんね。
おぎやはぎの矢作兼
そして米津玄師が選ばれていないことについて、矢作は「米津さん入ってないっていうのは話題になってるけど。でも、米津さん断るんじゃないの?」「米津さん、変わってんじゃん、だって。あの人、すごい変わり者だぜ」と指摘。相方の小木博明(47)も「ああ、米津さん“断る派”ね」と同意した。
すると、矢作は「かっこ悪いと思ってる人もいるから。米津さん、『紅白』出ないほうがいいって思ってるっぽくない?」と、米津はユーミンのように出演のオファーがあっても断るタイプだと推測。それに対し小木はそれに同意しつつも、『紅白歌合戦』の出場はCDの売上に大きく影響するため出たい人が多いのだが、米津はそもそもCDを買わない若い世代から支持されているので出場に関心がないのではないかと持論を語った。
しかし、矢作は「そういう、普通のこと考えないから」と、商売的な理由ではないと反論。続けて「普通じゃないから、芸術家だから。だって、絵とかうまいんだぜ、米津さん」と、米津がアーティスト志向であることが『紅白歌合戦』に出ない理由だろうと強調すると、小木もこれに納得していた。
このおぎやはぎの矢作兼さんのコメントと分析がかなり的を射た発言なのではないでしょうか。かなり人を見る目がありますね。
確かにこうした「変わっている」といった感想をもたれるのが「アスペルガー症候群」の人の特徴と言えるのですが、矢作兼さんはこれを別に「悪い」ととらえているのではなく、その人の「個性」として語っているところがすごく好感が持てました。
米津玄師さんの性格は確かにつかみどころがないのかもしれませんが、「芸術家肌」だからこそ届く、「表現力」と「表現方法」があるんでしょうね。^ ^
まとめ
https://twitter.com/hachi_08/status/947483220932567050
ということで今回は2019年の紅白歌合戦に米津玄師さんが出場しない理由について考察してみました。 結論としては
- 米津玄師さんが紅白に出場しない理由は内村光良さんだと断定はできない
- それよりも米津玄師さんに対して出来上がっている「社会的印象、評価」が原因ではないか
- 米津玄師さんはいたってフランクで気さくな性格
- ただ、そうした社会の反応を意識してやりにくさを覚えている
- 紅白歌合戦に出場する可能性はほぼゼロに近い
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。