こんにちは。参院議員の三原じゅん子議員がテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」での玉川徹氏の発言に対して「許し難い侮辱発言」「厳重に抗議します!」と怒りのツイートをしたことが明らかになりました。
その経緯や理由や桜を見る会について考察します。
三原じゅん子が玉川徹にブチ切れツイートの概要
この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです。
しかしながら番組での二人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。
厳重に抗議します❗️
玉川徹氏と青木理氏、「桜を見る会」に三原じゅん子氏の母ら参加に「どういう功労があるんだろう」 https://t.co/kMCROOxBZQ
— 三原じゅん子 (@miharajunco) November 12, 2019
参院議員の三原じゅん子議員が12日、ツイッターを更新し、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、三原議員の母、叔母が安倍晋三首相の「桜を見る会」に出席したことに玉川徹氏、青木理氏が「どういう功労があるんだろう」などとコメントしたことに「許し難い侮辱発言」「厳重に抗議します!」とつぶやいた。
これは安倍首相が行う「桜を見る会」について、コメントをしていた玉川徹氏と青木理氏が、「桜を見る会」に出席した、三原じゅん子議員の母親、叔母に対して「なんの功労があるんだろう」と発言をしたことにより、三原じゅん子議員の怒りをかったという一件です。
確かにこれだけを見れば、かなり失礼な発言のようにも思いますし、三原じゅん子議員が怒るのも無理はないような気がします。
いったいなぜ、玉川徹氏はこのような発言をしたのでしょうか。 これはその部分だけを切り取るのではなく全体のことの流れの文脈を読み取らなければ誤解されやすい議題ではないかと思うからです。
玉川徹の三原じゅん子の母の桜を見る会参加に対する屈辱発言詳細や動機理由について
https://www.instagram.com/p/B0OAFxYBsnd/?utm_source=ig_web_copy_link
そもそも「桜を見る会」というのはどういった集まりなのでしょうか。
番組では、安倍首相が行う「桜を見る会」について特集。公費が使われていることや、参加者や費用が年々増加していることなどを紹介。出席者については「各界において功績功労のあった方々を招き、日頃の苦労を慰労する内閣の公式行事」と紹介した。
その中で、三原議員の14年4月18日ブログを紹介。その年の桜を見る会に出席し「今年は母や叔母たちも参加し喜んでおりました」と記されていた。すると玉川氏や青木氏が三原の母や叔母について「どういう功労があるんだろう」と口にした。番組では三原議員の事務所に取材したが、11日までに返答はなかったとした。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/
ここからわかるポイントとしては
- 三原じゅん子議員の家族(母親や叔母)は直接的に、「各界において功績功労のあった方々」には該当しない
- 莫大な公費がかけられている(通常予定の3倍に膨れ上がっているとの見方も)
- すべて公費で国民の税金を使っての行事であり、人数が膨れ上がっている現状に懸念を抱く国民が増えている
- 三原議員の事務所側の返答がない
という現状があるため、
- 事実をそのまま言っただけ
- 国民の気持ちを思ったら、議員が楽しく家族の娯楽にその行事を使うなよ!という国民の声や気持ちを代弁した
そんな発言だったようにも思います。言い方は悪かったとは思いますが、それに対して感情的に反応する三原じゅん子議員ももう少し「流れ」を冷静に受け止めて欲しい気はしますね。
また玉川徹氏の個人的な感情論としては、「桜を見る会」に呼ばれる人選の判断がいまいち曖昧であることに対する不満が根底にあったように感じられますね。
桜を見る会の行事の是非について
この玉川徹氏の発言に対して、三原じゅん子氏はこのように反論しています。
「この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです」とつぶやき「しかしながら番組での2人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。厳重に抗議します!」
Twitterより
確かに三原じゅん子議員の個人的な心境からすれば、自分の身内に対して屈辱的発言だったと受け取ることも理解できないではないですが、国の公費を大幅にオーバーして行う行事について、プライベート色の強い家族の私的意見を重ねて発言することにやはり「過剰反応」してしまう人がいることも、確かでしょう。
その点を考慮できなかったという点では確かに三原じゅん子議員の「ブログ」発言ももう少し慎重にするべきだったとも言えます。
この一件に関しては、「どういう功労があるんだろう」と言い方が悪かった玉川徹氏も、それに感情的に反応している三原じゅん子議員もどっちもどっちという印象をうけてしまいますね。
【俺が呼ばれないのが本質】総理大臣主催の『桜を見る会』に呼ばれないことについて、玉川徹「そこですよポイントは、まさに。青木さんは呼ばれたことないでしょ?田崎さんは呼ばれてる。ここに全てが現れている」
そりゃ、アベ政治を許さない人たちは呼ばないわね。 https://t.co/z0qgyAZEAD— Mi2 (@mi2_yes) November 12, 2019
世間の反応
https://twitter.com/LANAANDCONAN/status/1194167332685242368
政府は「各界において功績功労のあった方々を招き日頃の苦労を慰労する内閣の公式行事」と、『桜を見る会』を位置付けている。
#玉川徹 氏、#青木理 氏が「どういう功労があるのか」と質問されただけ。
何故に『侮辱発言』に成るのかな?
こうこうしかじかの経歴で選ばれたと自慢されたら宜しい事。 https://t.co/O60qZOYtW9— Tomn (@TATSUYANISHI24) November 12, 2019
同じ反安倍でも爆笑問題太田光は呼ばれてました、つまり玉川徹氏や青木理氏は扱いとしてはそれ以下。 https://t.co/FXaHzpxwUR
— chat_noir (@chat_noir1192) November 12, 2019
「どんな功労があるのか」という疑問がなぜ侮辱になるのでしょうか?
公費で賄われている行事なのに、招待客の選考基準に国民が疑問を持ってはいけないのでしょうか??三原じゅん子議員、「桜を見る会」めぐる玉川徹氏ら発言に怒り #ldnews https://t.co/DxTsMedrn4
— 案山子 (@kakashi920) 2019年11月12日
などなど賛否両論の意見が散見されます。
確かに誰を呼ぶかというのは、最終的には人間が決めることですから、多種多様な人間関係や立場や考えがある中で全ての人を満足させることは難しいのかもしれませんね。
現に「多くの人を満足させたい」からこそ人数が膨れ上がっているわけですから。
そして参加できなかった人からは「妬みや嫌悪感」がうまれることもこれまた避けられないことでしょう。
まとめ
ということで、今回は三原じゅん子が玉川徹にブチ切れ?!理由は桜を見る会と功労発言!と題してお伝えしました。
どちらの言い分もわからないでもないですし、気持ちは理解できるのですが、「公費」を使っている行事である以上、為政者として国に支えている立場であり「桜を見る会」に出席し家族もある意味で「楽しいいい思い出」をつくれたのなら、多少の外部のひとの言葉に感情的になってしまうのは、いささか軽率ではないかと個人的には感じましたね。
SNSでもそんな反論はせずに控えめに対処なり、丁寧に対応すれば好感度も上がるのに、厳重に抗議します!って言い切るのはなんだか上から目線というか、裁判官っぽいなぁと自分は正しい悪くない!と主張している感が見えてしまっているのがなんだか残念でした。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。