首里城 正殿

首里城再建はいつ完成で再建費用はいくらかかるの?火災〜復元まとめ

こんにちは。2019年10月31日午前2時40分に発生した首里城火災は11時間に渡って燃え続け、敷地内の7つの建物を含む、およそ4,800平方メートルの範囲で建物が焼失しました。

現在も首里城の再建を願いながら企業、団体、個人など方々から再建のための寄付金が集まり始めています。

首里城の再建の完成はいつ頃が目安となるのでしょうか。また首里城の再建費用は一体どのくらいかかるのかなどを、火災〜復元までのプロセス経過を考察しながらお伝えします。

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首里城火災で焼失事故のあらまし

焼失後(上)と焼失前(下)

 

2019年10月31日、首里城の正殿と北殿、南殿がほぼ全焼するなど主要7棟(施設面積計4800平方メートル)が焼けた。

沖縄戦で焼失した首里城は1992年から順次復元され、2019年2月に三十数年かけた復元工事が終わったばかり。沖縄のシンボル的な存在で、年間300万人近くが訪れる沖縄県内有数の観光スポットだった。

首里城を含む「琉球王国グスクおよび関連遺産群」は2000年に世界遺産として登録され、沖縄サミットの舞台にもなった。首里城公園は2020年東京五輪で聖火リレーのコースにもなっている。

引用:https://www.okinawatimes.co.jp/

https://twitter.com/tbs_news/status/1189620478987472896

出火原因、出火元は?

那覇市の首里城で主要施設の正殿などが全焼した火災で、出火の謎が深まっている。火元とみられる正殿内には外部から侵入した形跡がなく、沖縄県警が放火の可能性は低いとみていることが分かった。電気を使う機器もセンサーと防犯カメラのみだった。

出火前は「首里城祭」の準備作業で業者ら4人が正殿内に出入りした。10月31日午前1時すぎに約70人が全て撤収、同20分に警備員が正殿内などを巡回した際、異常はなかった。正殿ではセンサーや防犯カメラ7台以外に電気を使う機器は作動していなかったという。

引用:https://www.zakzak.co.jp/soc/news/

放火などの事件性は低いことは明らかになりましたが、問題は「何が」「どのように」火災が発生させたのかということですね。

今現在の有力な情報としては、電気系統の不具合による火災発生の可能性が高いとのことです。

理由としては、熱感知センサー作動直前に正殿内の防犯カメラ7台の電源が落ちていること、カメラが正殿内部で光が点滅し、その後煙が出ている様子を捉えているから。だそうです。

ただ、「特定」には至っていないようです。

広範囲の焼失面積と、膨大ながれきが残る現場の状況から、那覇署は「出火原因の特定にはしばらく時間がかかる」とみる。正殿には赤瓦5万5千枚が使われており、県警と消防は一つ一つを手作業で移動させた後、本格的な検証作業をスタートさせている。

引用:https://www.okinawatimes.co.jp/

首里城の再建を願う県民や世界中の注目している人々がいますから、まずは一刻も早く出火原因を突き止めていただきたいところですね。

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首里城の再建はいつ完成するのか

https://www.instagram.com/p/B4jqx7_Fu7n/?utm_source=ig_web_copy_link

琉球王国の歴史や文化を今に伝えていた首里城(那覇市)の正殿が火災により全焼した。戦争で破壊された後、沖縄県民の強い思いを受けて復元され、沖縄のシンボルとなっていた。政府や県は速やかに再建する方針を示しているが、主要な建造物7棟が焼失し、元の姿に戻すには長い時間を要する可能性もある。

ー(中略)ー

戦前に正殿は国宝に指定されていたが、1945年、沖縄戦での米軍の砲撃などによって首里城は焼失した。再建を望む県民の声を受け、政府は86年、沖縄の本土復帰を記念する国営公園整備事業として復元することを決定した。

89年から始まった工事には宮大工、漆職人などが携わり、本土復帰20周年にあたる92年に正殿などが完成して首里城公園が開園した。その後も園内の整備は続き、2019年1月、30年に及ぶ復元工事が全て完了したばかりだった。

復元計画に初期から関わった元沖縄県副知事の高良倉吉・琉球大名誉教授(琉球史)は「沖縄独自の歴史や文化を形として示す首里城は県民のアイデンティティーの基礎となっている」と強調。「前回の復元工事によって資料や人材は蓄積されたが、数年で再建できるものではないだろう」と話す。

引用:https://www.nikkei.com/

 

首里城の正殿などの管理は2019年2月に国から沖縄県に移りました。沖縄県知事の玉城デニー知事は11月1日の会見で、2022年までに再建計画を策定するという考えを示しました。

2022年に完成ではなく、「策定」ですから、首里城の完全再建に関してはもっと先になりそうですね。。

首里城の再建費用はいくらかかるのか?

内閣府沖縄総合事務局によると、太平洋戦争で焼失した正殿など7棟の復元費は70億円超。事業費は1986~2018年度の33年間で約240億円に上る。

建築資材の台湾産ヒノキは伐採が禁じられ、在庫の価格も当時の約10倍になっているという。人件費も高騰しており、7棟の再建費用だけで200億円は上回るとの見方もある。

引用:https://www.zakzak.co.jp/soc/news/

これまでの首里城の復元費用や、事業費、そして建築材料の高騰も加味すると、再建にはゆうに200億円は軽く上回るようですね。

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東京五輪の聖火リレーのルートはどうなる?

https://www.instagram.com/p/B4cCkVyAq82/?utm_source=ig_web_copy_link

東京五輪の聖火リレールートに入る那覇市の首里城が火災に見舞われたことを受け、大会組織委員会の森喜朗会長は31日、東京都内で報道陣に「沖縄の皆さんがお考えになることだが、そこ(首里城)でやった方がいい」と話し、ルートを変えない見解を示した。

引用:https://mainichi.jp/sportsspecial/

東京五輪が開催される頃には再建の目処はまだ立ってはいないでしょうが、焼け跡であっても聖火リレールートとして変えずに首里城のありのままの現状を多くの人に知ってもらう、見てもらうことで、再建のスピードも上がると見込んでのことではないでしょうか。

いずれの理由にしても、沖縄のシンボルでもある「首里城」を焼失したとしても、そこを聖火リレーのルートとして残すことが、「逆境に負けない」スポーツマンシップを鼓舞する働きも担ってくれると期待しています。

首里城支援・募金先について

首里城再建に向け、行政、マスコミ、企業による支援、募金の我が広がっています。

以下が支援・募金先詳細になります。 ↓

まとめ

ということで、首里城再建はいつ完成で費用はいくらかかるの?火災〜復元まとめと題してお伝えしました。

復元が完成した矢先の大惨事。これには日本中、世界中が大きなショックを受けましたが、こうした逆境を乗り越え、首里城がまた再び観光の名所として年間300万人以上の観光客のスポットに返り咲くことを願ってやみません。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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